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川崎重工、8.2万m3型LNG船の1番船引渡し

2013年11月18日 (月)
CRYSTAL SUNRISE

CRYSTAL SUNRISE

ロジスティクス川崎重工業は18日、クミアイナビゲーション社向けLPG運搬船「クリスタルサンライズ」(同社1709番船)を15日に引き渡したと発表した。同社が開発した「SEA-ARROW船型」の8万2200立方メートル型LPG運搬船の1番船。

従来の8万立方メートル型LPG運搬船から船体のカーゴ積載部を延長し、カーゴタンク容積を8万2200立方メートルに増加させながら、推進性能を向上させた。

低温で液化された石油ガスを積むため、船体とは独自に低温収縮を吸収できる防熱された独立型貨物タンクを4区画の船倉内に4基設けた。

貨物タンクには、マイナス46度までの低温液化石油ガスを積み込むことができるよう低温用特殊鋼材を使用し、周囲は発泡ウレタンを用いた防熱を施した。拡張工事中の新パナマ運河の規則に対応した船型・設備を備える。