日本郵船、フィリピン台風被害に緊急支援

ロジスティクス日本郵船は18日、今月8日にフィリピン中部を直撃した大型台風30号の被害に対する緊急支援として、寄付金10万米ドルをNYK-TDGフレンドシップファンデーションを通じて寄付するとともに、海上無償輸送を実施すると発表した。グループ内で寄付金の募集も開始する。

同社では、2004年から特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームとともに「日本郵船グループJPF物資協働輸送プロジェクト」を行っているが、同団体からの要請により、既に救援物資としてテント1000張りの輸送を日本から現地へ手配している。

フィリピンでビジネスパートナーのトランスナショナル・ダイバーシファイド・グループと共同で商船大学「NYK-TDGマリタイムアカデミー」を運営してフィリピン人船員の育成を行うなど、同国と強い結びつきがあるとして、支援活動に積極的に活動に取り組む姿勢を示した。