ロジスティクス日本郵便は24日、国際郵便の一部サービスをことし12月末で終了する、と発表した。書留の取り扱いを終了する郵便物は「小型包装物」と「物品を内容とする盲人用郵便物」で、書留とする小形包装物の終了に伴い取り扱いを終了する特別な内容品(国際郵便約款で書留とする小形包装物での差出しを定めているもの)は「貴重品のうち、白金、金または銀、珠玉、宝石等の物品」「生きた動物」「放射性物質」「伝染性物質」となる。総務大臣から国際郵便約款の変更の認可を受けたため、サービスを終了することにした。
書留の取り扱いを終了する小型包装物には、国際郵便料金を受取人払いとするものと、航空優先・非優先の大量郵便物を含む。物品を内容とする盲人用郵便物のうち、書類を内容とするものの書留の取り扱いは継続する。また「白貴重品のうち、金、金または銀、珠玉、宝石等の物品」であっても、保険付きとする小包郵便物の取り扱いや、金銭、各種の持参人払い有価証券等は書留とする書状での取り扱いは続ける。
「生きた動物」については、普通扱いとする小形包装物またはEMS郵便物での取り扱いは継続する。なお、国際郵便で差し出すことができる生きた動物は、蜜蜂、水ひるおよび蚕、▽害虫に寄生し害虫を捕食する虫で、害虫駆除の用に供し、公認の施設の間で交換されるもの▽生物医学の研究のために用いられるショウジョウバエ科のハエで、公認の施設間で交換されるもの──に限られる。
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