サービス・商品ウェザーニューズ(千葉市美浜区)は24日、AI(人工知能)を用いた新技術で最長2年先までの作物の収穫量や商品需要などビジネスに直結するデータを1ステップでダイレクトに予測する技術を確立したと発表した。
これまで長期的な収穫量や商品需要を予測する際は気温や降水量、日射量など気象要素を予測し、そのデータからビジネスへの影響を2ステップで推定する手法が一般的だった。新手法では、熱帯域の海面水温や対流活動の解析データをAIが取り込むことでビジネスへの影響を1ステップで予測する。熱帯域で起こった変化は数か月-数年の時間差で日本に大きく影響することに着目した。
2年先までのビジネス影響予測は、計画的な作物の収穫や原料調達、食品やアパレルなどメーカーの生産調整、電力の需給調整などさまざまな分野に応用できる。
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