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WN、天候急変時の需要予測する在庫最適化エンジン

2020年8月3日 (月)

フードウェザーニューズ(千葉市美浜区)は3日、今夏の台風シーズンに備え、小売・製造事業者向けに「荒天時の商品の急激な需要変化を予測」するという在庫最適化エンジン「PASCAL」(パスカル)を開発したと発表した。8月21日からスーパーマーケットのいなげや(東京都立川市)が試験導入を開始する。

パスカルは、一般的な商品の需要予測に加え、台風や大雪などの荒天によって消費者の需要が突発的に高まるタイミングや商品の売れる量、来客数の増減などを店舗ごとに予測する。

今月からパスカルを搭載した商品発注支援サービスの提供を開始し、台風接近の数日前から売れ筋商品、売れるタイミングや量を予測、食品の廃棄ロスや発注のチャンスロスを軽減することを目指す。

ウェザーニューズは今後、パスカルをプロモーションや荒天時の計画配送、計画生産など製造、小売業に向けのシステムに搭載していくほか、自動発注システムとの連携も計画している。