財務・人事日本郵政は25日、前代表執行役社長の増田寛也氏が退任し、新たな代表執行役社長として前常務執行役の根岸一行氏が就任した。

代表執行役社長に就任した根岸一行氏(出所:日本郵政)
就任に際し、トップメッセージを寄せた根岸氏は日本郵便の点呼未実施問題に触れ、「深くお詫び申し上げます。本事案によってお客さまにご迷惑をおかけすることのないよう、あらゆる手段を講じ、お預かりした大切な郵便物や荷物を確実にお届けしていきます」と陳謝。続けて、「二度とこのような事案を発生させることがないよう、再発防止に徹底して取り組み、信頼回復に向けて全力を尽くす所存です」と宣言した。
さらに、根岸新社長は「人口減少など深刻な社会課題」に言及し、「郵便局を通じて地域社会と歩む企業グループ」と位置付け、「持続可能な社会への貢献を事業として成立させ、上場企業に相応しい成長を実現する」と決意表明した。取り組みの第一に「グループガバナンスの徹底」を掲げ、「お客さまからの『信頼』の大前提」と強調。現場実態に合わせた改善を迅速に進めると約束した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com