サービス・商品太陽工業(大阪市淀川区)は24日、YKKと協力し、自走式ファスナーを用いた大型テントの自動組み立て実験に成功したと発表した。太陽工業製エアーテント「マク・クイックシェルター」を2つ接続し、ボタン操作のみでわずか50秒で奥行き8メートルの大型テントが完成した。

▲自走式スライダー(出所:太陽工業)
実験は2月に実施され、5メートルの膜や高さ2.5メートルのエアーテントを対象に、自走式ファスナーの接合動作を検証した。従来は人力での結合が困難だった高所の接続が、ファスナーの自走機能によって、人力に頼らず40-50秒で完了した。今後は物流現場や災害医療用のエアーテントに加え、大型エアシェルター「BIG MQ」への応用も視野に入れ、実用化を進めるとしている。
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