拠点・施設A.P.モラー・マースク(デンマーク)は9日、ペルーのランバイエケ州オルモスにおいて、果物向け統合梱包及び低温保管センターを開設したと発表した。
新センターは、敷地面積1万7500平方メートルを有し、アボカドおよびマンゴーは時間当たり38トン、ブルーベリーは時間当たり4.5トンの処理能力を備える。保管設備は4600ビン、完成品用保管室に2088パレットポジションを有し、急速冷却トンネル7基(各18ポジション)を装備する。

(出所:A.P.モラー・マースク)
物流面では荷役ドック5基、コンテナスロット420、プラグインポイント210を備え、WMSやERPによる一元管理体制を構築している。
INEI(国立統計情報院)のデータによれば、2024年の同州からのブルーベリー輸出は35.7%増、アボカド輸出は29.2%増と高い成長を示しており、本施設は同地域のアグロ輸出を支える戦略拠点となる。
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