
(出所:A.P.モラー・マースク)
国際A.P.モラー・マースクは19日、独デュイスブルクで4万3000平方メートルの通過型物流センターの建設を開始した、と発表した。欧州最大の内陸物流ハブの1つであるデュイスブルクには、アントワープとロッテルダム港に接続するライン川中央水路の内陸はしけ、北ドイツの港へ伸びる主要鉄道線、西欧最大の経済主要道路軸を経由するトラックなど「すべての輸送手段が集まっている」(マースク)ことから、仕分け拠点を設けることで、西欧各国の市場への接続性を高める。
新拠点ではクロスドック、パレット保管、通関、コンソリデーション、デコンソリデーションなどサプライチェーンに関連する付加価値の高いサービスを提供。荷主に応じて輸送モードを最適化し、製品フローの柔軟性を生み出せるように支援する。同社は4-6月期に世界で総面積17万8000平方メートルに及ぶ倉庫5棟を開設しており「今後数か月以内に欧州でいくつかの追加の倉庫が稼働する」(マースク)ことになっている。
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