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JLラサール、SCMコンサル会社を買収

2013年12月2日 (月)

話題ジョーンズラングラサールジョーンズラングラサール(東京都千代田区)は2日、サプライチェーン・マネジメント(SCM)を専門とするコンサルティング会社「オペックスコンサルティング」(東京都渋谷区)を買収し、物流コンサルティングの専門部署を新設したと発表した。

併せて賃貸借アドバイザリー、企業の拠点戦略実行支援を行う部門でも物流不動産に特化したチームを編成し、物流に関する総合サービス体制を強化する。

買収したオペックス社は、これまで国内外の大手企業を対象に、物流戦略策定からサプライチェーン構築の実行支援まで多数のコンサルティングサービスを提供している。

ラサールは、オペックス社の鈴木博之氏を物流コンサルティング専門部署のリーダーとして迎え入れ、新たに「サプライチェーン&ロジスティックスコンサルティング事業部」を新設した。

鈴木氏は、大手電機メーカー海外事業部、外資系経営コンサルティング会社、流通企業の取締役を経てオペックス社を設立し、豊富な実務とコンサルティング経験に基づき、国内外の有力企業に対してSCMを中心としたコンサルティングサービスを提供。

今後はサプライチェーン&ロジスティックスコンサルティング事業部長として物流部門全般を統括し、特にSCM分野で中心的な役割を担っていく。

専門部署の新設にあわせ、賃貸借アドバイザリー、企業の拠点戦略実行支援を行うマーケッツ事業部でも新たに社外から山田剛氏をチームリーダーとして迎え、物流不動産専門のリーシングチーム「インダストリアル&ロジスティックスサービス」を強化する。

山田氏は20年にわたり物流不動産分野に従事し、国外に拠点を持つ日本企業や国内での外資系企業の不動産戦略に携わるなど、国内外で豊富な経験を持つ。今後は、サプライチェーン&ロジスティックスコンサルティング事業部と連携しながら、より専門的で包括的なサービスを提供していく、としている。

■ジョーンズラングラサールの河西利信社長のコメント
「ジョーンズラングラサールは世界各国で物流、SCMに関するサービスを提供しており、日本でも物流不動産に対するニーズは、今後益々増加していくと予想される。ジョーンズラングラサールのグローバルなネットワークとノウハウに加えて、国内物流、サプライチェーンマネジメントの豊富な実務とコンサルティング経験を有する鈴木氏と、国内外の物流不動産に精通する山田氏を当社に迎え、コンサルティング、不動産戦略の両面から物流に特化したサービス体制の強化を図り、顧客のニーズに総合的かつ迅速に対応していく」