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IHIとヴォパック、アンモニア貯蔵インフラ開発

2025年7月11日 (金)

拠点・施設IHIは11日、オランダのロイヤル・ヴォパックと、日本国内でのアンモニアターミナル開発・運営を目指し、共同開発契約を締結したと発表した。両社は日本国内での拠点整備状況を踏まえつつ、2030年度の操業開始を目標に、安全かつ効率的なアンモニア貯蔵インフラの開発を進める計画だ。

今回のプロジェクトは、輸入したアンモニアを国内で受け入れ、貯蔵・安定供給するための体制を整備するもの。アンモニアは発電や産業用燃料・原料としての利用拡大が見込まれ、日本の脱炭素目標達成に貢献するエネルギーキャリアとして注目されている。

IHIは、国内のアンモニア貯蔵タンク製造のリーディングカンパニーとして、クリーンアンモニアを中心としたバリューチェーン開発をさらに推進。ロイヤル・ヴォパックは世界的なタンク貯蔵・インフラパートナーとして、アンモニアターミナル設計・運用の豊富な経験を活かし、プロジェクトを共同で進める。

両社は、日本国内で広域的なアンモニアサプライチェーンを構築し、海上輸送のハブ機能を持つターミナルを通じて効率的な供給体制を整備。アンモニアの多様な活用可能性を検討し、エネルギー転換と持続可能な社会の実現を目指す。

(出所:IHI)

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