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今治造船、多用途・環境対応ばら積み運搬船が完成

2025年7月14日 (月)

▲ばら積み運搬船「NORSE OZUKUMA(出所:今治造船)

荷主今治造船(愛媛県今治市)は11日、4万載貨重量トン型ばら積み運搬船「NORSE OZUKUMA」を完成し引き渡したと発表した。

本船はセミボックス形状のホールド構造を備え、5ホールド/5ハッチの貨物倉は高比重貨物3トンの隔倉積みに対応する設計である。石炭や鉱石、長尺物、コイル、多種多様な貨物の搭載に加え、トップサイドタンクを活かした穀物輸送にも適合する。また荷役装置として各クロスデッキに計4基のデッキクレーンと、省力化に優れたフォールディングタイプのハッチカバーを装備する。

環境対応面では、MARPOL大気汚染防止のフェーズ3要件に先取り対応した機器やバラスト水処理装置、シップリサイクル条約に基づくインベントリリストを搭載する。推進性能向上のため省エネ付加物付き高効率プロペラと摩擦抵抗低減船体外板塗料を採用し、航海速力13.75ノットを実現した。

主要寸法は全長182.93メートル×幅31メートル×深さ15メートル、載貨重量4万262トン、総トン数2万5240。

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