ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

今治造船、高比重貨物対応の新ばら積船完成

2025年6月20日 (金)

▲ばら積み運搬船「CAPE WISTERIA」(出所:今治造船)

荷主今治造船(愛媛県今治市)は18日、18万1000載貨重量トン型ばら積み運搬船CAPE WISTERIAが完成したと発表した。本船はCSR BC&OT適用の9ホールド/9ハッチ構造でダンケルク港入港最大船型のCAPEサイズばら積貨物船である。鉄鉱石や石炭を積載するため各貨物艙にトップサイドタンクとホッパータンクを備え、3.0トン/立方メートルまでの高比重貨物の隔倉積みに対応する。

環境対応として主機に排ガス再循環システム(EGR)を、発電機関に選択触媒還元装置(SCR)と排ガス浄化装置(EGCS)を搭載し、プロペラ近辺には省エネ添加物、船体外板には摩擦低減塗料を適用する。バラスト水処理装置やシップリサイクリング条約インベントリリストも搭載し、フェーズ2要件に加えフェーズ3要件にも対応している。

主要寸法は全長291.96メートル・幅45.00メートル・深さ24.70メートル、載貨重量18万2028トン、総トン数9万4321で航海速力13.65ノット。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com