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荷主三菱ケミカルグループは18日、オーストラリアのLicellaホールディングスに出資したと発表した。出資は同グループの米国子会社Diamond Edge Venturesを通じて行い、Licellaが開発した超臨界水を用いる油化技術「Cat-HTR」のグローバル展開と商業化を支援する。
▲カナダ・プリンスジョージにあるLicella社のCat-HTRプロセス商業規模プラント（出所：三菱ケミカル）
同技術は、使用済みプラスチックや木質残渣などのバイオマスを超臨界水中で油化し、化学品原料やSAF（持続可能な航空燃料）などを製造する。
三菱ケミカルは、ENEOSと共に茨城事業所（神栖市）でケミカルリサイクル設備を新設しており、そこで本技術に基づいた装置が採用されている。
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