ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

大日本印刷、マレーシアで写真記録材工場が竣工

2013年12月3日 (火)

荷主マレーシア工場大日本印刷は3日、子会社の「DNP IMSマレーシア」が建設を進めていたマレーシア工場が同日竣工したと発表した。新工場は、写真のプリントなどに用いられる昇華型熱転写記録材を生産する。

マレーシア工場はシンガポールに面し、アジアの物流ハブとなるマレー半島南端に立地。コーティングからパッケージングまでを行う一貫生産体制を整備し、顧客ニーズや納期への対応力を高め、生活者のデジタルカメラのプリント、証明写真や観光地写真など今後のフォトプリント市場の伸びが期待される東南アジアに昇華型熱転写記録材を供給する。

運営会社のDNP IMSマレーシアは、新興国向けに開発した昇華型熱転写記録材などを、東南アジアを中心に世界各地へ供給。DNPは、同工場をフォトプリント事業の海外中核工場の一つに位置づけ、事業拡大を進める。DNP IMSマレーシアは、2016年度に40億円の売上を目指す。

■新工場の概要
運営会社名:DNP IMSマレーシア
敷地面積:4万4000m²
建築面積:9000m²
着工:2013年2月
投資額:50億円