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菅公学生服、鳥取県大山町に新工場を開設

2013年12月5日 (木)

アパレル菅公学生服(岡山市北区)は4日、鳥取県西伯郡大山町に新工場を開設すると発表した。

受注増に伴い自社の18工場(生産従業員2000人)がほぼフル生産で稼働しており、生産能力の確保が課題となっていたことから新工場の設立を決めたもの。

生産品のスクールユニフォームは、人の手を多く介する商品で立ち上げ支援・技術支援が重要なため、岡山県倉敷市、鳥取県米子市、宮崎県都城市、鹿児島県志布志市に立地している既存の基幹工場の近隣で新工場を検討。

鳥取県大山町から旧大山電機(鳥取県西伯郡大山町、総敷地面積1万2173m²、延床面積2998m²)を利用した提案を受け、進出先を決めた。

新工場は米子工場グループとして運営していく。米子工場は米子市誘致企業第一号として、菅公学生服としても初の県外工場として1964年に立ち上げた工場で、「黄綬褒章」や「現代の名工」を受章した社員が育った。

新工場の操業人数は当初80人でスタートする見込み。新工場設立により、米子工場グループとしては、7工場と600人の従業員を抱える規模となる。投資額は5億円で、14年春頃に着工し、10月の操業開始を目指す。