調査・データ川崎重工業は6日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「グリーンイノベーション基金事業/次世代航空機の開発プロジェクト」に採択された「水素航空機向けコア技術開発」で、国内初となる水素航空機向け燃料タンクへの液化水素充てん試験に成功したと発表した。

▲液化水素充填試験の様子(出所:川崎重工業)
同事業では、内殻と外殻からなる真空二重殻構造を採用した軽量・高断熱タンクの開発を進めており、今回は直径1.3メートルの試作タンクを用いて実施。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の能代ロケット実験場(秋田県)で行われた試験では、極低温下でも高い断熱性能と気密性を確認した。
この試験は、3項目の開発テーマの一つ「液化水素燃料貯蔵タンク開発」に位置付けられる。同社は2024年に小型航空エンジンの水素100%燃料による運転試験も成功させており、残る機体構造の研究も順調に進めている。
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