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ロジスティクストライアルホールディングス傘下のトライアルGO（福岡市東区）は7日、都内初となる小型店舗「TRIAL GO 西荻窪駅北店」（東京都杉並区）をオープンした。福岡での実証を経て、物流・店舗オペレーションを一体設計した都市型ローコスト小売モデルを東京で検証する。
（出所：トライアルホールディングス）
「TRIAL GO」は、郊外の大型店舗を“マザーセンター”とし、そこから高頻度・小口配送で商品を補充するサテライト型店舗。これにより都心の狭小立地でも鮮度を維持しながら多頻度供給を実現する。生鮮・惣菜など短サイクル商品を中心に、近隣店舗で調理した弁当やミールキットを即時納品する体制を採用。配送効率と在庫圧縮を両立する仕組みだ。
店内ではセルフレジや顔認証決済、リモート年齢確認などを組み合わせ、省人・省力化を推進。棚の在庫状況を遠隔で把握する「Retail EYE」も導入し、物流補充のタイミング最適化にもつなげる。これらの仕組みで30人時運営を可能とし、ラストワンマイル領域での物流・店舗融合モデルを具現化した。
同社は、西友との経営統合で得た物流拠点網を活用し、都市部でも高頻度配送を可能にするサプライチェーン基盤を構築。今後は、西荻窪を起点に都心型小売の最適な補給リズムや配送ルート、在庫モデルを検証し、都市物流と小売の連携による効率化モデル確立を目指す。
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