飯野海運、タンカー接触想定で緊急対応訓練｜短報

▲緊急対策本部（出所：飯野海運）

環境・CSR飯野海運は5日、グループ会社で船舶管理会社のイイノマリンサービス（東京都千代田区）と合同で、4日に重大事故を想定した訓練を実施したと発表した。

訓練は、イイノマリンサービスが管理する大型原油タンカーが揚地に向けて航行中、瀬戸内海で漁船団の漁網と接触し、漁船乗組員が海中に落下、行方不明者が発生したという想定で行われた。本社に緊急対策本部を設置後、オンラインツールでの社内外連携や情報共有、緊急対応体制の確認を行ったほか、模擬の記者会見や危機管理コンサルタントによる講習も実施するなど、事態発生時の対応への深い理解を促した。

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