EC心幸グループで商品卸売事業を担う心幸(兵庫県尼崎市)は5日、食品廃棄ロスの削減を目的に、賞味期限間近の商品を割安で販売するEC(電子商取引)サイト「心幸ネットストア」を開設したと発表した。自社の食品物流センターで発生する未活用在庫を流通に乗せることで、廃棄を抑えつつ、消費者に“お得な選択肢”を提供する。
新サイトでは、賞味期限が1か月前後に迫った商品や在庫過多となった商品を最大50%オフで販売。すべて選別・検品を経て提供し、安全性と品質を確保する。取扱商品は数量限定・不定期で更新され、メールマガジン登録者にはタイムセール情報を配信するなど、購買促進策も講じている。
同社の物流現場では、賞味期限が近いために小売流通に乗らず廃棄される在庫が発生しており、これを「社会課題解決の資源」と位置付ける。既存のセンター運用と連動させる形で販売チャネルを構築し、食品物流とサステナビリティの接点を創出するモデルとして展開していく方針だ。
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