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伊藤忠ロジ、医薬品向けAEO保税蔵置場を稼働

2025年12月5日 (金)

メディカル伊藤忠ロジスティクス(東京都港区)は5日、つくばメディカル物流センター(茨城県つくば市)において、特定保税承認制度(AEO)を活用した保税蔵置場の運用を開始すると発表した。新設施設は横浜税関からの認証を受け、医薬品・医療機器の国際貨物取扱拠点として機能する。

施設は保冷(2-8度)と室温(1-30度)の両温度帯に対応しており、航空輸送と連携した高品質な物流サービスの提供が可能となる。これにより輸出入貨物の保管・通関を一体的に管理し、医薬品・医療機器の品質保証体制を強化する。

航空貨物に関するセキュリティー要件が強化されるなか、同社はX線検査や爆発物検査などに対応する体制を整備し、輸出手続きの円滑化と効率化を図る。

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