拠点・施設NIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は5日、NXシンガポールが、シンガポール西岸の自社倉庫「トゥアス・グローバル・ロジスティクスセンター」を拡張したと発表した。拡張部分は11月21日に完成し、完成式を実施した。拡張により倉庫面積を9200平方メートル増加させ、ジョホール・シンガポール経済特別区(JS-SEZ)内企業の利用を見据えた体制を強化する。
同センターはトゥアス新港に近接し、高速道路との接続が良い立地にある。シンガポール・マレーシア間の国境にも近く、今後の物流需要増加に対応するため、倉庫機能を拡張した。全体の倉庫面積は4万121平方メートルとなり、そのうち9231平方メートルが今回の拡張部分にあたる。

▲倉庫外観(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)
ローディングベイは57か所で、常温および温度管理倉庫を備える。また、床荷重は1階が22キロニュートン、2階・3階が12キロニュートン、天井高は最大10メートルとなる。
倉庫には医療・ヘルスケア、精密機器、消費財など多様な業界に対応可能な温度管理スペースを設置した。さらに、グリーン物流の取り組みとして既存棟に太陽光発電パネルを導入し、環境負荷の低減を図っている。
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