メディパルと三菱倉庫、医薬品SCの可視化で協働

メディカルメディパルホールディングスと三菱倉庫は26日、医療用医薬品のサプライチェーン（SC）上の情報を可視化することを目的とした実証実験を共同で行うと発表した。GDP（医薬品の適正流通）ガイドラインに則った流通・輸送に強みを持つ両社のノウハウを融合させる。

具体的には、医薬品卸から医療機関に届くまで、厳格な温度管理が必要な保冷医薬品の温度情報を可視化し、三菱倉庫の製薬企業から医薬品卸までのデータプラットフォーム「ML Chain」（MLチェイン）との連携を目指す。SC全体の温度情報を可視化することで、シームレスな流通体制の構築につなげる。

メディパルは実験において、保冷医薬品の配送に温度ロガーを取り付けた保冷箱を使用。ロガーが取得する配送時の温度情報を、MLチェインに送信する仕組みを構築するとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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