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続報|七宝運輸、受注減で負債2.1億円

2013年12月17日 (火)

ロジスティクス16日既報の通り、七宝運輸(茨城県かすみがうら市)は11月28日付で水戸地裁土浦支部から破産手続き開始決定を受けた。破産管財人は三輪和夫弁護士(三輪法律事務所)で、債権届け出期間は2014年1月6日まで、2月26日午後3時から財産状況報告集会が開催される。

帝国データバンクによると、同社は2004年7月に設立され、大手運送業者の下請けを主体に営業していた。車両保有台数は39台で、関東一円を中心に野菜・青果物・日用雑貨・電気機器から冷凍食品まで幅広く運送業務を展開したほか、倉庫業務も手掛けていた。

しかし、ここ数年の景気低迷により受注が減少傾向を辿り、ピーク時には5億円を超えていた売上高も前3月期には3億円まで落ち込んでいた。こうした中、今期に入っても業績回復が見込めないとして、9月30日付で事業を停止し自己破産申請の準備に入っていた。負債は2億1300万円。