国際豊田通商は18日、グループ会社のCFAO(フランス)とともに、国連世界食糧計画(WFP)とアフリカでの持続可能な開発と食糧安全保障に向けた協力強化で合意したと発表した。20日から横浜で開幕する第9回アフリカ開発会議(TICAD9)を前に、協力の意思表明書に署名した。

▲(左から)CFAOのリチャード・ビエル社長、WFPのシンディ・マケイン事務局長、豊田通商の今井斗志光社長(出所:豊田通商)
WFPは飢餓撲滅を目的とする国連機関で、世界各地で人道支援を展開。豊田通商は2022年のTICAD8で、WFPとアフリカでの輸送能力向上に関する覚書を締結し、国連機関職員向けの車両メンテナンストレーニングを提供するなど、現地の物流基盤強化に取り組んできた。今回の合意により、既存の協力関係を再確認し、取り組みを加速させる。
今後はケニアのトレーニングセンターなどを拠点に、車両整備を含む輸送能力強化に向けた人材育成を推進。これにより、WFPが実施する緊急・復興支援で、食糧や医薬品を迅速かつ安定的に届ける体制の整備を後押しし、アフリカ諸国のレジリエンスと食糧安全保障の向上に貢献する考えだ。
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