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アルプス電気、インドで車載用部品生産へ移転

2013年12月17日 (火)

ロジスティクスアルプス電気は16日、インド現地法人のアルプス・インド(ハリヤーナー州グルガオン市)が、現地で車載用部品の生産を開始するため、2014年1月に移転すると発表した。

同社は現地法人を11年に販売会社として設立したが、現地で生産ニーズが高まっており、現地メーカーを含めた自動車メーカーへの供給力を確保するため、生産活動が可能な新拠点へと移転するもの。

新拠点は、グルガオン市に位置する既存建物の1階と地下を借り受け、12月中に工事を終え、14年1月上旬に現在の営業部門を移転する。その後、5月から一部製品の検査など初期レベルの対応を開始する。

当初の取扱製品は車載用スイッチとし、今後の生産開始に向けて段階的に拡大していく。これにより、アルプス・インドは販売、生産、管理系部門、倉庫機能を備えることとなり、年率15-18%の伸長が見込める同国の四輪、二輪市場で事業拡大を図る。

■アルプス・インド新拠点の概要
所在地:D26, 27, InfoCity-II, Sector-33, Gurgaon, Haryana 122001, India(インド・ハリヤーナー州グルガオン市)
総床面積:2800平方メートル(地上3階、地下1階建物の1階、地下を利用)
取扱品目:パワーウィンドウスイッチ、ミラースイッチなど車載用スイッチ(当初)
人員:20人(2014年5月)