ロジスティクスヤマトホールディングス(HD)が設立した共同輸配送会社Sustainable Shared Transport(サステナブル・シェアード・トランスポート=SST、東京都中央区)は17日、これまで長距離幹線を中心に展開してきた「SST便」で、首都圏エリア間のパレット輸配送サービスを開始したと発表した。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県に加え、群馬県、茨城県、栃木県を対象とし、域内輸送では即日配送にも対応する。
SST便は必要なスペースのみを予約できる仕組みを特徴とし、近隣拠点間での小ロット・パレット輸送ニーズに対応する。従来の幹線輸送に加え、ラストマイルに近い域内ネットワークを補完することで、共同輸配送の実効性を高める狙いがある。荷待ちや荷役時間の可視化・削減といったCLO(物流統括管理者)対応も打ち出し、荷主側の制度対応ニーズも取り込む。
SSTは2024年にヤマトHDが設立した新会社で、BtoB物流の非効率構造の是正を掲げる。宅配で培った標準化ノウハウを活用し、荷主と物流事業者の情報をマッチングするオープンプラットフォームを軸に、積載率向上や空車削減を進めてきた。幹線輸送では積載率70%を目標とし、定時運行やリレー輸送の導入で効率化を図っている。
共同輸配送は幹線の効率化にとどまりがちだったが、都市圏内の短距離輸送に踏み込むことで、実運用のカバー範囲が広がる。24年問題やCLO義務化を控え、荷主・物流双方にとって実務レベルでの選択肢となるかが問われる。
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