国際阪急阪神エクスプレス(大阪市北区)は18日、ケニア法人のINTRASPEED ARCPRO(KENYA)が7月1日、ナイロビ近郊の輸出加工区(EPZ)内に通関業務に特化した新事務所「アティ・リバーEPZ事務所」を開設したと発表した。
ケニアでは2023年に「輸出加工区法」が改正され、EPZに搬出入するすべての貨物に通関手続きを義務付けるほか、税関の事前許可を得てから加工や作業を行うことが求められるなど、24年以降の運用が厳格化されている。これを受け、INTRASPEEDは税関や顧客との連携を強化するため、EPZ内に事務所を設置した。
新事務所はナイロビ中心部から南東30キロ、ジョモ・ケニヤッタ国際空港から車で30分程度の距離に位置する。通関担当者が週3日程度常駐し、申告や関連手続きに迅速に対応できる体制を整えた。周辺に拠点を置く企業には、より利便性の高いサービスを提供する。
INTRASPEEDは1999年設立で、南アフリカとケニアに拠点を展開。阪急阪神エクスプレスは2018年に同社を子会社化し、アフリカでの事業拡大を進めている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。