国際CMA CGM(フランス)は20日、シリア・ラタキア港の拡張プロジェクト第2期を開始すると発表した。
新たな投資額は2億ユーロで、港のコンテナターミナルを年100万TEU超の処理能力に拡張し、16メートル喫水の大型船舶対応に向けた岸壁整備、最新の荷役設備導入、港湾業務のデジタル化などを進める。さらに鉄道・道路との接続計画や、国内各地でのドライポート開発も盛り込み、物流効率の向上を図る。なお、第1期では3000万ユーロの投資を実行している。
同社はことし5月1日に、30年間の再コンセッション契約を締結することで同港の運営権を維持している。ラタキア国際コンテナターミナル(LICT)はシリアのコンテナ貨物の95%を取り扱い、ダマスカスや北部地域に加え、イラク、ヨルダン、トルコ、湾岸諸国への中継拠点として機能している。
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