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いすゞ、北海道に自動運転専用テストコース新設

2025年8月29日 (金)

荷主いすゞ自動車は28日、国内商用車メーカーとして初となる自動運転専用テストコースを北海道むかわ町の「いすゞ北海道試験場」内に開設すると発表した。投資総額は74億円。2027年9月の稼働開始を予定しており、将来的には自動運転スタートアップや自動車部品サプライヤー、交通インフラ業界など、同社グループ外の企業や組織にも開放する。

同社によると、テストコースは19万平方メートルの敷地に、市街地や郊外路、高速道路の分合流などを再現した試験エリアを設け、公道での実施が難しい高度なシナリオに基づく自動運転技術の評価、測定、検証を行う。自動料金収受システム(ETC)ゲートやバス停、踏切も設置し、先進運転支援システム(ADAS)、路車間通信(V2X)の検証もできる。車両は、一般的な乗用車だけでなく、連節バスや大型トレーラーといった全長が長く、車両総重量の大きなクラスにも対応できる。

来年夏に一部コースの使用を開始し、27年9月の本格稼働を予定している。

▲IHPG内に新たに設置される自動運転専用テストコースイメージ(出所:いすゞ自動車)

同社グループでの自動運転技術開発の中核拠点と位置づけられ、センサーやAI(人工知能)、制御技術の総合評価を行うとともに、国内外の拠点と高速ネットワークで接続し、リアルタイムにデータを共有、活用する体制も整備する。

また、テストコースの隣接地に試験研究棟を新設し、自動運転車両の整備スペースや協業パートナー向けのワークスペースも設置する。スタートアップや異業種とも連携し、自動運転技術の研究、開発や実証実験を推進するオープンイノベーション拠点としても活用する。さらに、国や自治体、研究・学術機関などとも連携し、自動運転システムの社会実装に向けた安全基準や試験方法などのルール作りの一翼を担うとしている。

同社は27日に現地で地鎮祭を行った。同グループで自動運転技術開発の指揮を執る上田謙常務執行役員は「自動運転事業はグループの将来の収益の柱。事故ゼロ社会の実現に向け、安心・安全なモビリティーの未来を切り開いていくため、テストコースの運用を通じて、自動運転技術の発展に貢献していく」などと述べた。

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