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拠点・施設佐川グローバルロジスティクス（SGL、東京都江東区）は29日、愛知県小牧市に「尾張小牧営業所」を開設すると発表した。東名・名神高速道路小牧インターチェンジ（IC）から4キロに位置し、関東・関西圏を結ぶ広域輸送と、中京圏内での地域配送の双方に対応できる立地条件を備える。
▲尾張小牧営業所外観（出所：佐川グローバルロジスティクス）
同社は小牧市近隣に4拠点を展開しており、エリア内での人員リソース共有や倉庫スペースの確保によって、繁閑差に対応する柔軟なオペレーションを整える。物量増加への対応力を強化するとともに、物流波動の平準化を図る。
新拠点は、佐川急便の「中部ハブセンター」に隣接しており、幹線輸送と地域配送の連携による効率化が期待される。EC（電子商取引）市場の拡大に伴い求められる365日稼働拠点としても機能させる計画だ。
尾張小牧営業所の規模は倉庫・バース2843坪（9398平方メートル）、事務所272坪（899平方メートル）。SGLを擁するSGホールディングスグループは、東海エリアでのドミナント展開を加速し、広域と地域双方の物流ニーズに対応する体制を一層強化する。
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