調査・データSparkPlus(スパークプラス、東京都文京区)は1日、ニチリン白山(三重県津市)と共同で実施したゴムホース検品業務での員数管理自動化のPoC(概念実証)を8月に完了したと発表した。AI(人工知能)によるホース断面認識で99.09%以上の精度を確認し、人間並みの検品水準を実証した。
PoCでは、Vision Transformerベースの機械学習モデルを現場最適化し、画像からゴムホース断面を自動でカウントする仕組みを検証した。また、光量の変動や撮影角度のずれ、断面の隠れなど現場特有の条件を再現した実験を行い、安定した認識精度を確認した。照明や画質の違いにも対応できることが明らかとなり、導入コスト削減や環境設計の指針が得られた。
両社は今回の成果を踏まえ、不良検知や在庫・出荷システムとの連携を視野に入れ、品質保証の高度化と製造現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進める。
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