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荷主今治造船（愛媛県今治市）は1日、四国電力とパワーエックス（東京都港区）が製造する定置用蓄電システムを今治造船西条工場東ひうち事業部の敷地内に設置し、オンサイト蓄電池事業を実施すると発表した。
（出所：今治造船）
導入するのは「Mega Power 2700A」2基で、蓄電容量は4.9メガワット、PCS定格出力は2メガワット。運用は四国電力の子会社よんでんデマンドサイドストレージが担い、工場の最大需要電力を抑制するピークカットや電力市場を活用した制御を行う。事業開始は2026年4月。
四国電力は主体者として施工やメンテナンスを一括で担い、電力市場を活用した充放電制御を実施する。今治造船は敷地を提供し、需要増減を調整力として供給。パワーエックスは岡山県玉野市で製造した蓄電システムを提供し、ピークカットと市場活用を両立する初号案件として制御ロジックの確立に取り組む。
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