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パワーエックス、法人向けに固定単価で電力供給

2025年9月3日 (水)

荷主蓄電池事業を手掛けるスタートアップのパワーエックス(岡山県玉野市)は3日、固定単価の法人向け電力提供サービス「フラットプラン」の申込受付を開始すると発表した。高圧・特別高圧の電力を利用する法人が対象で、契約期間の1年間、電力単価(従量単価)を固定し、燃料費調整・市場連動による加減算を行わない料金設計となっている。資源価格や市場価格の変動に左右されず、年間の電力コストを安定的に管理できる。

同社は国内で大型蓄電システムを製造・開発しており、蓄電池を活用した再生可能エネルギーの利用拡大を目指している。2023年に小売電気事業者として登録し、2024年7月から法人向けの電力供給を開始した。全国のオフィスビルや商業施設などに電力を供給している。

今回、自社で運用する系統蓄電所の調整力と独自の電源調達ノウハウなどを組み合わせ、価格変動の影響を抑えた料金設計を実現した。

フラットプランの契約期間は1年間だが、最長3年の契約が可能なセミフラットプランも設ける。セミフラットプランは、従量料金のベース部分は固定としながら、市場価格が下落した際はコスト削減分を価格の一部に反映する。

提供エリアは北海道、東北、東京、中部、北陸、関西、中国、四国、九州の各エリアとなっている。また、企業の環境目標に合わせ、非化石証書を使ってCO2排出係数を調整し、CO2排出量を「実質ゼロ」「50%」「指定なし」の3タイプから選べるようにした。

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