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日立物流、事業のあり方ゼロベースで検討|年頭所感

2014年1月1日 (水)

話題日立物流の中谷康夫社長による年頭所感(原文通り)は次の通り。


2013年は、国内外4社グループのM&Aを実施し、将来の成長基盤を強化すると同時に国内外で大型物流センターを立ち上げるなど積極的な設備投資も行いました。これらにより2013年度の売上高目標である6,000億円は達成出来ると確信しております。しかしながら、国内の新規案件立ち上げで苦戦し、ロスコストが生じ、また、海外では主要顧客の事業環境の変化に左右され、厳しい状況に陥った事業も散見されました。その結果、当社の第2四半期営業利益は対計画および前年同期実績を下回る結果となっています。

以上を踏まえ、今年の社長指針は、『協創で世界に挑む』としました。

今後、市場競争に勝ち、事業を伸ばして行くためには、過去の成功体験にとらわれず、新しい発想で未踏の事業、地域、そして会社の構造改革に挑んで行くマインドを持つことが重要です。当社グループは、様々なビジネスモデルやサービスを持った会社が世界各地で事業を展開しています。グループ各社が持つ優位なサービス、テクノロジーを組み合わせ融合することにより、新しくそして強いビジネスモデルを必ず創出できると確信しております。

また、構造改革の取り組みにおいては、事業のあり方をゼロベースから検討しています。5年、10年先を見据え、変化に機敏に対応出来る事業運営、組織、システムを本年度から段階的に立ち上げて行きます。

スマートロジスティクスを標榜して3年目を迎える本年は、当社グループ全体の協創でスマートロジスティクスを具現化し、2015年ビジョン達成へ向かってまいります。