調査・データ米貨物鉄道大手のユニオン・パシフィック(UP)は3日、12職種・11労働組合と労働協約を締結したと発表した。主要労組である国際板金・航空・鉄道・運輸労組(SMART-TD)と機関士・乗務員労組(BLET)とも暫定合意に達し、協議を継続する一方で組合員への即時賃上げを実施した。
暫定合意に基づき、SMART-TDとBLETの組合員には9月1日付で3%の賃上げが適用された。正式に批准された長期協約は5年間の効力を持ち、2025年7月1日からの賃金引き上げに加え、休暇日数の増加、健康・福利厚生の拡充、就業規則の改定などを盛り込む。
対象となる職種は、機械工や電気工、車両整備、保線、信号、通信、操業技術者など鉄道の運行を支える幅広い分野。UPのジム・ヴェナCEOは「安全で信頼できる輸送サービスを顧客に提供してきた従業員の貢献を、速やかに報いることが重要だ」と述べた。
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