M&Aメディックス(東京都千代田区)は4日、亞星通(STAR TO ASIA、台湾)の株式を取得し、子会社化することを発表した。これに伴い、STAの傘下にあるスタートアジアジャパン(東京都港区)、化粧品・雑貨の卸売・広告を手がける日台通販國際(台湾)、デジタルマーケティングの美迪科思行銷(同)の3社も孫会社となる。
STAは台湾を拠点に、日系企業の台湾・アジア市場進出を支援しており、事業計画立案から市場調査、広告運用、KOL・SNSマーケティング、インストアプロモーション、EC(電子商取引)モール支援、物流や通関申請、決済システム構築までワンストップで提供する。台湾で培ったノウハウを生かし、東南アジア諸国での事業展開支援にも広げている。
株式取得はアーンアウト方式を採用し、まず発行済株式の76.9%(4026株)を6億9900万円で取得。業績目標の達成に応じ、追加で最大2億100万円を支払い、最終的に100%取得する可能性もある。契約は9月4日、譲渡実行は同月30日を予定している。
メディックスはインターネット広告やマーケティングDXに加え、新領域での事業拡大を戦略に掲げている。STAの物流・貿易を含むEC支援機能を取り込むことで、日本の取引先企業に対し海外市場での販売強化を支援し、自社の海外収益基盤拡大につなげる狙いだ。連結への反映は2026年3月期第3四半期からを見込んでいる。
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