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CECとソニーセミコン、AI活用でバース管理効率化

2025年9月4日 (木)

M&Aシーイーシー(CEC)は4日、ソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS、神奈川県厚木市)と物流DX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションで協業を開始した。両社の技術を組み合わせ、荷待ち・荷役時間を自動で記録・可視化する新たなバース管理システムを提供する。

CECの物流効率化ICTソリューション「LogiPull」(ロジプル)と、SSSのエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」(アイトリオス)を連携。AIカメラによる車番認識を活用し、トラックの到着から退場までを追跡して荷待ちや荷役時間を自動取得する。これにより、手入力によるデータ誤りを防ぎ、不要な待機時間を削減する効果が期待される。

導入コストは初期費用105万8400円、月額費用17万8400円(いずれも税別)とし、標準パッケージから大規模カスタマイズまで対応可能。シーイーシーは同システムを通じ、2030年までに30億円規模の売上を目指す方針だ。

両社はマーケティング分野でも連携を深め、9月10-12日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれる「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に共同で出展し、実機デモを披露する予定だ。

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