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ECウェブライフ（東京都港区）は8日、Shopify（ショッピファイ）の法人向けEC（電子商取引）構築・運用サービス「BiNDec」（バインド・イーシー）で、食品事業者向け新モデル「BiNDec MODEL フード」をリリースしたと発表した。
新モデルは物流から販売までを一気通貫で支援し、3温度帯や産地直送、ギフトやサブスクリプションに対応する仕組みを備える。400超のShopifyストア構築実績をもとに設計され、冷凍・冷蔵・常温の配送や賞味期限管理、軽減税率帳票に加え、ギフト包装や定期購入機能を統合した。
また、用途に応じた「のし」やラッピング、eギフト対応、原材料・アレルゲン表示、回数割引やメニュー選択型のサブスク設計も可能とした。
経済産業省によると2024年の食品・飲料・酒類分野のBtoC-EC市場は3兆1163億円で物販系最大だが、EC化率は4.52％にとどまる。物流や法規制、配送コストといった参入障壁が高いなか、同モデルは食品ECに必要な要素を体系化し、事業者の効率化と売上拡大に寄与するとしている。
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