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拠点・施設プロロジス（東京都千代田区）は9日、岩手県金ケ崎町でBTS型物流施設「プロロジスパーク北上金ケ崎2」の開発を決定したと発表した。
同施設は東北自動車道・北上金ケ崎インターチェンジ（IC）に隣接し、盛岡や仙台、秋田といった主要都市へ1-2時間でアクセスできる立地。東北新幹線北上駅からも車で15分程度と交通利便性に優れ、雇用確保の面でも有利とみられる。
▲「プロロジスパーク北上金ケ崎2」完成予想図 （出所：プロロジス）
開発地は4万3300平方メートルで、規模や設計は入居企業の要望に応じて決定する。危険物倉庫（HAZMAT）の併設に対応できるほか、重量物対応床、低床バース、天井クレーン、庫内空調、マテハン・ロボット導入を見据えた設計が可能。専用待機場や洗車場など外構設備のカスタマイズも行える。BCP対応として緊急地震速報システムや災害用無線の導入を計画し、環境面では屋根への太陽光発電設備設置も検討している。
同社は隣接地でマルチテナント型施設「プロロジスパーク北上金ケ崎」を建設中で、2026年1月の完成を前に賃貸面積の75％で入居が決定済み。東北地方ではこれまで13棟の施設を開発しており、同案件は14件目となる。同社は10日から東京ビッグサイト（江東区）開催される「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」で詳細を公開する予定だ。
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