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ファミマ、北陸店舗向け弁当配送を1日2便に再編

2025年9月10日 (水)

(出所:ファミリーマート)

フードファミリーマートは10日、北陸地区(富山・石川・福井)の550店舗に向けた弁当やおむすびなどの配送を、従来の1日3便から2便に減らすと発表した。16日納品分から実施する。配送効率化によるCO2排出削減や食品ロス削減、店舗運営の最適化が狙い。

対象となる定温便は弁当や惣菜、デザートなど800品目。便数削減に伴い配送コースを再編するほか、製造体制も見直し、従来2工場で同様の品目を製造していた体制を工場ごとに品目を分担する方式へ変更する。これにより生産効率を高め、安定供給につなげる。走行距離は年間150万キロ減り、CO2排出量は3割の削減を見込む。

店舗側には、発注支援ツールやスーパーバイザーによる説明を通じ、販売ピークに合わせた発注最適化をサポートする。また、同日からは長期保存が可能な冷凍弁当の販売を北陸地区で開始。製造工場で急速冷凍した商品を店舗で加熱提供する仕組みで、販売機会ロスの防止と食品ロス削減を両立させる。

同社はドライバー不足や燃料費高騰に直面するなか、効率的な物流網の構築を通じて加盟店の収益改善と環境負荷低減を同時に進める考えだ。

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