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認証・表彰飯野海運は9日、所有する飯野ビルディングで国際的な建物評価制度「WELL Building Standard」の予備認証を取得したと発表した。
▲本社オフィス内観（出所：飯野海運）
本社オフィスは「WELL Certification」、共用部は「WELL Core」としてそれぞれ評価対象となり、最新基準「WELL v2」に基づいて審査を受けた。今後は両区分で最高ランクのプラチナ認証取得を目指す。
本社オフィスは2024年5月に全面リニューアルを終え、コミュニケーション活性化を意識した執務・会議室エリアやラウンジスペース、休息スペース「凪の間」を新設したことが評価された。27階オフィスは11年に国内初の「LEEDプラチナ認証」を取得している。共用部ではLED照明、デシカント空調、ダブルスキン外装、自然換気システム、太陽光発電設備など環境性能を重視した設計を採用しており、清掃や緊急時対応体制も高く評価された。
建物が「WELL Core」を取得すると、入居企業は一部審査項目の免除を受けられ、認証取得の効率化につながる。
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