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GLP、埼玉県で大型物流施設2棟を同時開発

2014年1月9日 (木)

拠点・施設グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は9日、埼玉県日高市で大規模なマルチテナント型物流施設「GLP狭山日高1」と「GLP狭山日高2」を開発すると発表した。狭山日高1は2015年12月、2は16年5月の竣工を目指す。

2棟の延床面積は合わせて12万7000m²で、総開発コストは187億円となる見込み。両施設は、GLPがCPPIB(カナダ公的年金運用機関)と11年8月に折半出資で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」が手掛ける国内7番目と8番目の開発物件となる。同ベンチャーの投資可能額は22億米ドルで、これまでの開発物件の投資総額は1020億円(10億ドル)に達している。

両施設が立地するエリアはマルチテナント型の大型先進的物流施設への需要が高く、CBREの調査ではこのエリアの空室率がわずか4.3%とされている。液状化リスクの低い強固な地盤に建設することに加え、免震構造を採用することで、顧客の事業継続性の確保に対する安心感を高める。施設はLED照明、高断熱性素材などの環境に配慮した設計とする。

■帖佐義之GLP社長のコメント
「日本では企業のサプライチェーン再構築、物流施設の供給不足により、質の高い物流施設への需要は引き続き旺盛だ。今回の開発は、首都圏を環状に結ぶ圏央道と国道16号線との希少な結節点である狭山日高IC至近に位置し、エリア配送と広域配送の両方を実現する利便性の高い立地となっている。顧客の需要を満たせるこれらの先進的物流施設をこの地域に開発できることを喜ばしく思っている」

■GLP狭山日高I(ワン)の計画概要
所在地:埼玉県日高市
敷地面積:2万866m²
延床面積:4万1818m²
賃貸可能面積:3万9507m²
着工:2014年8月
竣工:2015年12月

■GLP狭山日高II(ツー)の計画概要
所在地:埼玉県日高市
敷地面積:3万9000m²
延床面積:8万5539m²
賃貸可能面積:7万5688m²
着工:2014年11月
竣工:2016年5月