メディカル日機装は10日、宮崎日機装(宮崎市)敷地内に計画していたメディカル事業の新工場建設を中止すると発表した。計画は2021年11月に公表され、血液透析用消耗品である血液回路の国内生産強化を目的としていた。
同社は、ベトナム・ホーチミンの血液回路工場操業停止を受け、日本市場向けの安定供給体制を再構築するため宮崎での建設を進めてきた。しかし、その後の建築資材価格の高騰や、自動化を前提とした設備見直しにより投資額が当初計画を上回る見通しとなった。また、海外生産拠点の機能強化により日本市場への供給体制が安定化したことから、経済合理性を欠くと判断した。
新工場建設の中止による2025年12月期の連結業績への影響は軽微とされ、通期業績予想の修正は行わない。
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