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「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」レポート

トレーラー活用拡大へ、短納期実現・運転手育成

2025年9月12日 (金)

イベント「トレーラーシェア15年連続ナンバーワン」を掲げる日本トレクス(愛知県豊川市)は、10日から12日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催している「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に出展し、トラックドライバー不足の解決策としてトレーラー活用の拡大を呼びかけている。1人のドライバーでより多くの荷物を運べることが輸送効率アップに直結するとして、トラック輸送からトレーラー輸送への転換を後押しする姿勢だ。

展示会場には、一般的な大型ウイングトラックの2倍積載できる長尺仕様のウイングセミトレーラーを展示。同社は「フェリーを利用した効率的な無人航送に最適な輸送方法として、積載量の向上だけではなく輸送モードの転換も促していく」という。

ただ、トレーラー普及にはいくつかの課題もある。1つは導入リードタイムの長期化。利用者ごとの細かい仕様に合わせると、現状導入まで1年半から2年を要する状況であり、利用したいタイミングで使えないという状況も顕在化している。こうした課題に対して同社では「TQO」(トレクス・クイック・オーダー)を提供。これまでの開発ノウハウから汎用性のあるトレーラーを短納期、通常の半分のリードタイムで導入できるサービスを展開。TQOに対応できる機種も拡大するなど、トレーラー運用への転換を後押しする。

また、トレーラー運転手の育成も普及に向けての高いハードルだ。同社では、トレーラーやダブル連結トラックの運転手を育てるトレクスドライビングスクールも展開。効率的な輸送を支える人材育成にも力を入れ、「トレーラー企業のトップとして、ソフト面からもしっかりと物流改善に貢献したい」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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