ロジスティクス関通は12日、株主優待制度としてデジタル型の「プレミアム優待倶楽部」を導入すると発表した。物流とITオートメーションを軸に事業を拡大するなか、株主還元の拡充と対話強化を図る狙い。2025年11月末の株主から適用を開始し、毎年8月末時点で700株以上を保有する株主を対象とする。

▲プレミアム優待倶楽部ポイント交換される家電商品例(出所:関通)
新制度は、株主が付与されたポイントを活用し、食品や家電、体験型ギフトなど5000種類以上の商品から選択できる仕組み。保有株式数や期間に応じてポイントが増える設計で、長期保有を促すインセンティブとしての役割も持たせた。さらに、他社導入分と合算できる共通コイン「WILLsCoin」への交換にも対応する。
同社は24年のサイバー攻撃を経て、セキュリティー対策の強化や株主優待の導入を進めてきた。今回の仕組みでは、専用サイトを通じてIR情報や適時開示をタイムリーに配信でき、株主との双方向コミュニケーションを深める基盤にもなる。紙媒体のやり取りを減らすことで、環境負荷軽減にもつながるとする。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。