荷主香川電力(香川県高松市)は22日、整備工場向けエアコン専用キュービクル「ピットキューブ」を開発したと発表した。アプティ、ダイキンエアテクノ、力電、宝田電産、ダイヘンと共同で開発を進め、22日から注文を受け付けており、2026年2月より順次出荷を開始する。
ピットキューブは省スペース設計(850ミリ×900ミリ×1900ミリ)、最短1週間の納期、大幅なコスト削減を特長とし、中小規模の整備工場でも導入可能とした。普及により整備士の熱中症リスク低減や定着支援、省エネルギー推進と脱炭素化に寄与する。
自動車整備工場では猛暑の長期化や人材不足を背景に労働環境改善が急務となっており、25年6月の法改正で熱中症対策として空調設置が義務化される。真夏は工場内が40度を超えることもあり、熱中症リスクや効率低下が課題となっているが、導入にあたっては電源容量不足やスペース制約、長納期、コストのばらつきといった問題が指摘されている。
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