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GLP、千葉県八千代市に新物流施設を開発

2014年1月16日 (木)

拠点・施設GLP八千代グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は16日、千葉県八千代市で7万2000m2のマルチテナント型物流施設「GLP八千代」の開発を行うと発表した。2015年10月の竣工を目指す。総開発コストは111億円(1億600万米ドル)の見込み。

GLP八千代の開発は、GLPがCPPIB(カナダの公的年金運用機関)と11年8月に折半出資で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」による開発物件で、合弁事業による開発プロジェクトは日本で9件目、総投資額は1129億円(11億米ドル)に上る。

同施設の開発により、GLPは14年度の新規開発着工目標として掲げていた40万m2を上回る、43万m2を達成した。総開発コストは696億円(6億6500万米ドル)。

施設は国道16号線に沿う工業団地の一角に位置し、周辺には食品・飲料メーカーやEコマース企業など、多くの物流拠点が点在。千葉県を中心としたエリア配送に加え、広域配送の拠点としての役割も担う。

最寄の駅から1.2キロと労働力確保が容易で、千葉県内陸部の高台に位置することから、事業継続性(BCP)を重視するテナントにとって、地震や湾岸エリアの津波による被害の懸念を払拭できる場所となっている。

■GLP・帖佐義之社長のコメント
「国内での先進的物流施設へのニーズは引き続き堅調であり、今後もGLPの物流施設市場でのマーケットリーダーとしてのプラットフォームと、経験豊富なチームによって、大きな成長機会があるとみている」