イベント北陸地方の物流課題について検討するため、国や大学、業界団体、民間企業などで組織する北陸地域国際物流戦略チーム(事務局・北陸地方整備局、北陸信越運輸局)は24日、今後、発生が懸念される首都直下地震や南海トラフ巨大地震など大規模災害に備え、北陸地域としてのバックアップ体制構築の方針を検討する「広域バックアップ専門部会」を10月1日に開催すると発表した。今年度に開催を予定している「代替輸送訓練」の実施計画について検討するほか、民間企業から代替輸送の取り組みについて聞く。
会議は新潟市中央区の朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターでの対面方式とウェブ方式の併用で行われる。当日は、太平洋側港湾の被災を想定し、日本海側港湾への代替輸送に関する手順の習得を目的とした図上訓練の実施計画などを検討する。また、豊田通商(名古屋市中村区)から代替輸送の事例を聞く。
物流戦略チームは2006年に北陸地方整備局と北陸信越運輸局が合同で設置し、産官学で取り組むべき課題と方策について検討。翌年、提言書を取りまとめた。その後、東日本大震災の発生や、日本海側拠点港選定を契機に、昨年3月に活動を再開し、新たな国際物流の課題についての情報交換や、特定の課題についての検討を行っている。
広域バックアップ専門部会は、東北学院大学の柳井雅也教授を座長に昨年12月に設置された。
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