ロジスティクス郵船ロジスティクス(東京都港区)は25日、国内航空輸送サービスを拡充し、地方空港を活用した新たな3サービスを開始した。国際航空輸送との接続を前提に、選択肢の多様化と利便性の向上を図る。
近年、国内輸送ではトラックドライバー不足や自然災害による高速道路寸断など、リスクが顕在化している。郵船ロジは従来のトラック、鉄道、内航船に加え、航空輸送の選択肢を強化することで輸送モードの多様化を実現。国内外の輸送をワンストップでつなげる仕組みを整えた。
新設したサービスは、同一航空会社で国内線と国際線を接続し効率化を図る「Easy Connect」、異なる航空会社を組み合わせて幅広い選択肢を提供する「Flexible Connect」、国内線のみを対象とし短時間輸送や危険物輸送にも対応する「Dome FLY!」の3種類。医薬品や少量貨物など高品質かつ迅速な輸送ニーズにも応える。
成田・羽田などの主要空港をハブに地方空港ネットワークを拡充することで、トラック依存の軽減や災害時のBCP対策、モーダルシフト推進に寄与する狙い。旅客便の貨物スペースも活用し、環境負荷低減とコスト最適化も見込む。
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